空の神様とつながる山
初めてなのに懐かしい場所でした。
マウナケアのサンセット
(写真はMr.Komagawa撮影)
本当はマウナヴァケア山だそうで
入植してきた白人が聞き間違えマウナケアに。
裾野にあたる太平洋の海洋底から測ると、
10,203メートルの高さがあり、エベレスト山を抜いて世界で最も高い山(Wikipediaより)
ネイティブハワイアンにとって「空の神様とつながる山」
だそうです。
宇宙に一番近く
眠っていたスピリッツを蘇らせ
本当の自分たちを知る場所なんだとか。
午前中はワイコロアのホテルで
照り付ける日差しにヒリヒリ日焼けをして
午後から山頂へと向かう途中で、あらゆる季節を数時間ですべて体験し
ダウンジャケットを着ても寒さで顔や耳は痛い
酸素濃度は地上の3分の2の世界でした。
空気も乾燥しているので水分補給すること
そして眠くなっても寝ちゃダメとガイドさんのアドバイス。
気圧のせいで靴もブカブカになるんです!
ここで目にした空はいつも見る空の色とは違う色で
太陽もいつも見ているのに
ここで見る太陽からは一瞬で多くの情報が入ってきた感じでした。
マウナケアは100万年くらい前に海底噴火をはじめ
最後の噴火は5,000年ほど前のことらしい。
溶岩は黒いのだけど、ものすごい年月をかけるとより硬く赤くなるそうです。
山頂に行くにつれ、地面は赤く植物も動物も生息できない世界に。
地球なのにまるで違う星みたい、まるで火星探査機が見せてくれる光景
4,205mの山頂に立ち
普段見ることのない光景を目にしたとき
日常の何気ないシーンもこの光景と同じく
感動を超えた、地球・宇宙の普遍的な何かが等しくあるのだと
いろいろなことが愛おしく、
それでいてそんないろんなことも何でもないことのように思えた。
旅してみて気づくことは
旅するごとに深くなり、視野が広がっていくようで
日常の自分の周りにある
たくさんの美しいもの・出来事を見逃してしまっていること
心の底にある自分の想いを聴き逃していること
たくさんの豊かさ愛に気づかない心
…
まだまだこれからも新鮮に楽しめそうだな~地球で^^
昨日は夏至で
新たなwakuwaku体験!
元素記号と数字の図形をネタに酒を飲む
説明できないから理解したうちには入らないのだろうけど
別次元(?)で、めちゃくちゃ腑に落ちて
楽しい2016年の夏至でした^^
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