寄り添いあう
夏頃からBSセラピーKOBEに来られている61歳の男性
数年前に脳出血で倒れられ、一人で歩くこともできない困難な状態で
奥様が身の回りのことすべて献身的に支えていらっしゃいます。
精神的にも疲れ果て、全てに消極的で
もう何もしたくないうつうつとした日々を過ごしているご主人を
何とか…との想いで、奥様が車にご主人を乗せて来られています。
脳幹を活性化していく過程では
副作用はありませんが「好転反応」は大小様々ですが起こることがあります。
このご主人は脳幹活性後に現れた痛みで、恐怖心が拡大したようで
外出するだけでも奥様に負担をかける現実と
自分の存在が迷惑かけていると感じていることとあわさって
また鬱状態に。
奥様は脳幹活性をしないことには、
どんなリハビリや薬も役に立たないと認識されていたので、
根気強く脳幹の大切さをご主人に伝えられていましたが
なかなか伝わらない。
ご主人は連れて来られている意識だったし
もう何をしても無駄
何もしない方がいいと
奥様から複雑な心境を聞いてほしいと何度も電話ありました。
ご主人は学校の先生でした
奥様いわく「とても頑固な人で、私の話はまるで受け入れない」と。
それでも、奥様の脳幹を活性させること「これが本当のこと」と、何とか続けて来てくださっています。
そんな最中、引越しもされて
奥様はご主人のお世話をしながら、合間をみて荷造りもするという
この頃、奥様の方が大丈夫かな〜と感じるほど
年末に来られた時はとても疲れていらっしゃいました。
それがお正月あけて来られた時
ものすごく素敵な笑顔で
「主人がようやく脳幹の事わかってくれたんです」
と手にプリントを持って。
引越しの時、数年前に受けた健康セミナーの脳幹の説明しているものでした。
そのプリントにそって駒川先生の言われていること、
BSセラピーのこと
ゆっくりご主人に話をしたら
自分自身の体験と合わさって「腑に落ちた」そうです。
それから気持ちが上向きになり積極的に症状をよくしようとし始めています。
と話してくださいました。
奥様も
「私自身もこのプリントのセミナーでお話は聞いたのに、
結局私も腑に落ちてなくスルーしてしまっていた」
「身をもって体験して、本当に大変な思いもして、何がいいのかを探し求めて、
引っ越しが縁となって、このプリントを見ることになり、
プリントを見ながら今の症状と人間の自然治癒力の仕組みに、ふたりして納得しました」
何かわざとこうやって機会を創ってくれたかのようで感激しました。と
いいですね~
夫婦支えあって
辛いことも人生の一つの出来事
ふたりで共有して、また絆が深まる…
素敵な人生♡
下の写真はアメリカにいる私の大好きなご夫婦
映画スタンドバイミーのモデルとなった線路わきを
寄り添って歩く後姿に思わず写真撮っちゃいました(笑)
こういう姿、見ている者まで幸せになります。
70歳代ですがと~ってもお互いを大切にしていて
出かけた先での夫婦間の電話の最後には
必ず「I LOVE YOU」って言います。
辛いこともあるだろうし、喜びごともあるだろう
ふたりで人生の旅を楽しまれているって…本当に素晴らしいことですね。
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