恩の雨

最近雨がよく降ります。

これも自然な地球の現象です。



西行法師は平安末期の有名な歌人は伊勢の神宮にお参りして、


  なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる


(どなたさまがいらっしゃるのかよくはわかりませんが、

おそれ多くてありがたくて、ただただ涙があふれ出て止まりません)

と、詠まれたそうです。



「恩雨」

この言葉をこの夏の記念すべき日に

素敵な憧れの女性からプレゼントしていただきました。

魂の深い所にスーッと入っていき

あることが終わり

あることの始まりになりました。



先日、10月1日のことでした。


13の月の暦では3の月12日

Kin26 白い宇宙の橋渡しの日

この日はパカルの特別な13日の一つであり

新月という自然なこととかさなるタイミングでした。


この日の朝、電車に乗っていてこの西行の詠んだ歌のように

特定な何かに対してとかではなく、

生きていること生かされていることに

そして縁してくれる存在に

目には見えない、耳にも聞こえない不思議なチカラみたいなものに

感謝の涙が流れ出た。


西行法師は急死した友人から人生の無常を悟ったとか。


私も親友の急死によって、この世で生きること・縁の素晴らしさ

縁は繋がり円となり、叡智のバトンを渡していく

何世代も延々と繋がっていく今を私が生きていることに気づかせてもらえました。


京都神社庁のHPには


日本は温暖な気候に恵まれて自然は豊かです。

そこに生きる日本人は自然の恵みをいっぱいいただいて生活しています。

時には恐ろしい災害もありますが、その時は恐れ慎しみ、しばらく我慢しておれば、やがて治まります。

自然は恐ろしい反面、たくさんの恵みを与えてくれるありがたい存在です。

人々は、自然界の一つ一つの働きに人の力の及ばない何か大きな力の働きを感じて「ありがたい」「恐れ多い」と崇めてきました。

だから、我々の祖先は、世の中の隅々まで明るく照らす太陽を「お日さま」と尊称して特別な思いを抱き、

また、海には海の神、山には山の神、水には水の神、木には木の神、草や石ころにまで神霊の働きを感じて、感謝と怒りに触れないための祈りを捧げて生活をしてきたのです。

その「感謝と祈り」の生活が日本人の日常的な暮らしであって、そこに「神の説明」など必要とはしなかったのです。



と書いてありました。


素敵ですね、日本に限らず地球の自然は。


今も台風の影響を受けていますが

上記の通り、

自然は恐ろしい反面、たくさんの恵みを与えてくれるありがたい存在


嵐は変化の機会ですね。


新月に涙し

次の満月にはBSセラピーの仲間とともに

日本の原風景残る京都美山の里で心豊かに自然を味わい尽くします。



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